娘の悩み

さつき

2008年01月17日 20:55

今日は朝から大騒ぎでした。
というのも・・・

中1の娘と朝から大喧嘩をし、あげくに娘が学校に行かない!!ということに・・・

ことの発端は「お母さん、車で送って!!」と娘の発した一言でした。

雪降る早朝に手袋、マフラー、コートといった防寒グッズを身に付けず
あげくにスニーカーで登校しようとしたところ、あまりの寒さに戻って来て言った一言だったものだから。
母さんとしては「はいよ」と素直には言えなかったのです

「ほらみなさい!だからそんな格好で行ったら寒いわよと言ったじゃない!!」
という言葉がまず出てきてしまった訳ですね。

「車を出すって言ったって暖機したり、フロントガラスの氷を溶かしたりするから時間かかるのよ。歩いて行った方が早いわよ!」
と私が言えば
「じゃあいい!わたしがやる!」
と娘。
自分で運転するかのような勢いでエンジンかけたり、雪を払ったり・・・
それでも
「帰りも雪が積もっていたら困るからスノトレで行った方がいいわよ!」
と私が言うと
「もういい!!学校いかない!!」
と娘。
すごい勢いで部屋に閉じこもってしまったのです。





「こんなことで学校行かないつもり?!」
とついつい私も語気を荒げちゃいました。
「ちがうもんっ!!!」
と娘。もうこの時はわーわー泣きながらわめいていました。

『おこらない母になる』
これはコーチングを始めたとき私の決めた事。

興奮しそうにになる感情を抑えて
「だったら・・・どうしたの?」と娘に聞き返しました。
まずは聞く事に徹してみました。
するとまあ出るわ出るわ、出るわ出るわ・・・友達関係、先輩のこと、先生のこと・・・ほんとにたくさんのことが。
あれがいやだ、これが耐えられない、辛くてもう学校に行きたくないと・・・。
大きな問題も一つありましたが些細なこともかなりたくさん。(失礼、些細と思うのは母の尺度でしたわね。いけませんね)

朝から態度が悪かったのはこれだったんですね。
自分の中で消化できないでいることが、ギリギリのところまできていたようです。

でもこんな風に吐き出すまで娘がこんなにたくさんのことで悩んでいたとは母は知りませんでした。
兄を見てきていたので悩める中学生は解っていたつもりだったのですが・・・。
甘かったですね。中学というところは想像していたよりも、もっと居心地の悪い場所のようです。
なーんて書くと先生方やPTAの偉い方達から非難浴びそうですわね。

娘の言葉を借りるならば

「口きいたこともねえ奴で、うちらのことろくに知りもしねえくせに、うぜえとか言ってきて、あげくに周りに変な事言いふらされてみんなから無視されたりするのがもうヤなの!!」

「うぜえとか言われないか気をつかって面白いことでも大きな声で笑えねえし・・・」

これは娘のほんの一部の悩み。
(言葉だけ聞いているととんだ不良娘のようですが、ごくごくどこにでもいるような、生田斗真好きの明るい乙女です)
携帯掲示板の問題が随分前から問題になっているように、今は私の中学時代とはかなり様子が違うことは確かです。

では私達親は何もできないのでしょうか?

そんなことはないのです。
私、今日見つけちゃいました!
子どもの不満、言い分の聞き役に親はなれると!!
「なんで学校行かないの?」じゃなくて「どうしたの?何があったの?」と聞けたから娘も口を開いたのかなと。
(私が失業中で時間の余裕だけはたくさんあったというのもラッキーだったかな)
そして何時間も娘の言い分を聞いた後、
「せっかく学校休んだんだから、苦しい話で終わらせるんじゃなくて、楽しい明るい話で終わりにしたくない?」
と私から娘に提案してみました。
娘ももうその頃には興奮状態から脱していましたし、なりゆきでそうすることになったみたいな感じかな。

もちろんここからはコーチングスキル入れいれです(笑)
(テキストちら見を繰り返しながらでしたけど・・・)

コーチングスキルなんて知らないし無理無理なんて思わないでくださいね。

コーチングはほんのおまけ。今日の娘はただ話しを聞いてあげただけなのに、すごい晴々した顔してましたし、これで十分と私自身もそう思いましたから。美味しいお昼やおやつが出れば◎なのかも

子どものSOSの出し方はその子によって違うとは思いますが親はなるべくキャッチ出来るコンディションでありたいもの。それが子どもを生んだ親の永遠の義務なのかなと子育ての失敗を数多く積んだ私の最近の発見です。



いやはやそれにしても今日の娘の爆発は今までの爆発の中でも群を抜いてました。
普段はクールでやる気モードゼロの高1の兄がおかしかった。(いや感動しました)
妹が本気で車を運転するのではと思い込み
「おーい★★★子!やめとけ!!まじあぶねえから!!!」
と何度も止めていましたから(笑)
(それぐらい娘の興奮状態がすごかったということでしょうか)

お兄ちゃん今日はお弁当作ってあげなくてごめんね。
でもあの雪の中、自転車かっとばすのは止めてください。
あなたのほうが、まじあぶねえですから!!!

このながーい記事に最後までお付き合い下さいましてありがとうございましたm(__)m


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